厳しい現場環境にも対応できるタフなボディを採用。作業時の不意の接触や工具落下などによる衝撃にも耐えます。また、光学面は傷がつきにくい材質を採用し、不用意な装置停止を防止します。

厳しい現場環境にも対応できるタフなボディを採用。作業時の不意の接触や工具落下などによる衝撃にも耐えます。また、光学面は傷がつきにくい材質を採用し、不用意な装置停止を防止します。

使用地域や環境を選ばない設計で、国内でも海外でも安心して使用できます。国際規格にも対応しています。

ワークが通過する部分や、機械・ロボットなどの位置を検出し、光軸を無効化できる高機能な「ミューティング機能」を搭載。F3SG-Rなら、より高い安全性と生産性を構築できます。
また、新提案の「スマートミューティングアクチュエータ」を使えば、今までワークの通過時の揺れなどで誤動作を起こしていた不安定な搬送条件の生産ラインでも安定稼働が可能です。

点検出のミューティングセンサの場合、ワークの通過途中に誤ってミューティング状態を解除し、意図しない装置停止を引き起こすことがありました。

ワーク通過を面でしっかり検知。揺れなどで前後にずれても、ワークの通過が完了するまでミューティング状態を維持し、意図しない装置停止を防ぎます。

さまざまなワークの混流ライン（高さ方向が変わるもの）でも、搬送されるワークの大きさに応じて自動的に部分ミューティングを行います。ワークが通過しない部分は自動的に通常の検出状態とする高機能なミューティングが可能になりました。

1. ミューティングセンサでワーク通過を検知することで、本体が全光軸ミュート状態へ。

2. ワークがライトカーテンを通過してから3秒後に全光軸ミューティングを解除し、ワーク通過の遮光光軸のみ部分ミューティング状態を継続。
通過後はミューティングを全解除します。

F3SG-R本体のミューティングセンサ動作条件をロギングする機能により、センサの設置位置と設定条件を可視化し、確実な設定を実現。また、ミューティングエラーで起きた停止も、F3SG-R本体に蓄積されたデータから解析可能です。原因がすぐわかることで、予期しない装置の停止時間を短縮できます。

光軸の遮断許容範囲を変更できる「リデュースドレゾリューション（分解能低減機能）」により、作業性を維持したまま、人の侵入を検知し、より自由度の高い使用が可能です。F3SG-Rは、１～３光軸で許容幅を設定でき、これまで以上にワークと人との区別を可能にします。

もしもの事故を未然に防ぐ「プリリセット」機能を採用。
ロボット付近の作業者に気づかずセーフティライトカーテンのリセットを行っても、リセット完了に一定の条件が必要となり、装置の安全な再起動を支援します。

遮光に対する応答速度を変更することで、虫などの小さな異物の一瞬の通過と、人の通過を区別し、装置の不用意な停止を未然に防ぎます。

ケーブルのコネクタ部に「スマートクリックコネクタ」を採用。丸型防水タイプM12コネクタをわずか1/8回転でスピーディにかん合。ストレスフリーでコネクタ接合でき、多くの機器を組み合わせて使用するシーンでの配線・交換の時間短縮に貢献します。

本コネクタは当社の制御機器に搭載が拡まっており、多くの機器を組み合わせて使用するシーンの配線・交換の時間短縮に貢献しています。

大量のライトカーテンを接続する場合、コネクタのトルク管理や接続モレによる立ち上げ遅延が発生。スマートクリックコネクタは、従来のM12ねじ式とも接続可能です。

延長ケーブルは合計最長100m。柔軟なケーブル敷設が可能となり、長距離検出・光同期機能を最大限に活用できます。

省配線コネクタを使い配線をシンプルにすることでケーブルの敷設工数を削減できます。また、敷設するケーブル本数を減らすことで、断線やノイズトラブルのリスクも軽減できます。

光同期システムにより投・受光器の同期線が不要。中継ボックスや配線レイアウトがこれまで以上に自由になります。そのため、断線リスクの低減やノイズ源を避けた配線が可能です。

・ライトカーテン間の配線取り回し/接続工数が必要。
・TOP/BTM限定の同期機能では、その部分が遮光されると同期がとれませんでした。

堅牢な筐体のねじれに強い特性を生かし、ライトカーテン設置時間短縮に貢献します。

TOP/BTM表示灯（LED）を確認することで簡単に光軸調整完了。設定ツール「SD Manager2」により、光軸ごとに受光量を確認することでライトカーテンの設置を支援します。

1. TOP/BTM表示灯でラフ調整、STB LEDの点灯を確認し調整完了

2. パソコン用設定ツールで、さらなる光軸の微妙なズレまで調節・仕上げ

2種類の取り付け金具をご用意しています。

F3SG-Rには、長さに応じた金具が同梱されています。

運転中に発生したエラーの原因・対策を把握できる8言語のトラブルシューティングWebをご用意。使用者のローカル言語で確認できるため、グローバル標準機に導入いただく際にも復旧時間短縮に役立ちます。

検出距離のモード変更により、周囲に他のセンサが設置されている場合でも、相互干渉低減効果を発揮できます。

最長20m*のLongモード設定時は、Shortモード（7m）へ切替えることで、近距離のセンサとの相互干渉を低減できます。
* 手・腕検出用の場合。指検出用は最長10m

※パソコンとの接続には別途、インターフェースユニット形F39-GIFが必要です。

F3SG-R本体に記録された「エラーログ」を、専用インターフェースユニットでパソコンとつなぐことで取得可能です。設定ツール「SD Manager2」から、過去のエラーログを解析し、原因と対応策を表示。スムーズな原因特定と改善対策を支援します。

設定ツール「SD Manager2」を使用し、F3SG-R本体の光量・通電時間・スイッチング頻度などを定期的に収集し、計画的なメンテナンスや、予防保全時期の予測をたてることが可能です。

頑丈さ、スリムサイズ、安全に関する基本性能はF3SG-RのAdvanceタイプから継承。
基本機能だけのシンプルな安全センサなので、原因解明に時間がかかっていたトラブルが減り、TCO(Total Cost of Ownership）節約に貢献します。

最小配線構成時には「配線数４本」とまるで光電センサ感覚。
セーフティコントローラと省配線でつなぎ、簡単に安全回路を構築できます。延長ケーブルにはどこででも簡単に安く手に入る汎用ケーブルM12コネクタケーブルを使用できます。

ライトカーテンと危険部までの距離を短くできるので、小型装置の安全方策に最適です。

注．F3SG-4RA-□□□□-25-01TSで使用できるのはモニタ機能のみです。

製品詳細はコチラ